2009年、緑=GREENは時代の象徴である。
これまでは個人的な道徳的価値観や企業メセナにおいて、周縁で語られてきた
この言葉が、巨大なパワーを背景に浮上する。かつて藻類が発した酸素によって
動物が生かされる環境の成立を見る地球生命史に始まり、地球生態系のなかにある
植物と動物(人間)との関係は不可避である。しかし、経済偏重ゆえの
システム崩壊の繕いのために、環境ビジネスが台頭する世紀を、我々は
どう捉えたら良いのだろう。今現在を生きるために、ただ環境に優しいだけでは
許されない。メディアの多重レイヤーによって構成される新たな環境のなかに
我々の価値観の更新が要求されているのだ。
